＊あー

いたいよー

ちいさいころはまじょになりたくて、つぎにぴあののせんせいになりたくて、かいごしになりたくて、しょうぎょうしかくがかつようできるようなしょくしゅにつきたくて。
あたまがいいねってほめられてよろこんでて、なれてきてなにもかんじなくなって、いつのまにかじゅうあつになっていて、ぼくのこころやかんじょうなんてたやすくつぶされて、
まるでにんぎょうのようにいいなりになっていて、でもそれはふつうであたりまえだからくつうでもなくて。
でもあれからふつうにもどってうれしくてたのしくてしあわせで。
でもとととかかはだんだんなかがわるくなってまるではんぴれいみたいだった。
ねえとととかか、なんでそんなにうるさいの。
ぼくもにぃもうんざりなんだよ、にぃだってちいさないえでをしてたじゃんかね。
ぼくはちきんなへたれだからそんなことするゆうきなんてもちあわせていないけれど、それでもいしくらいあるんだよ。
ねえねえもううんざりだよあたまがずっといたいんだよねえねえぼくのこえをきいてよあなただけがせかいじゃないんだからぼくもにぃもみんないろいろなひとがいるんだからこえをきいてよ。
もうたすけてなんていわないからにげないからじかにうけたいとはおもわないけどげんじつとむきあうからおねがいだから。
もうかかがぼくにしてくるのはいやだよいたいよこわいよああこれがたいかっていうのか。

やっぱり僕らは腐っても親子なんですね。