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'07.2.8開設。唄を愛する水月の日常生活。
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カツン…

カツン…

静寂の中で足音が響き渡る。

カツン…

カツン…

玉座に腰掛けた少女は前を見据えていた。

カツン…

カッ…

不意に足音が止んだ。
そして静寂が広い部屋を包み込む。
しばしの沈黙の後、少女が長い静寂を破った。

「久しいの、拓(たく)。なにしに来たのじゃ?」

洋風な外見とミスマッチした昔ながらの喋り方だ。
外見からして小学校中学年から高学年に見えるが凛としている声で大人っぽく感じる。
相手…拓と呼ばれた少年は口元を少しあげながら礼をして喋り始めた。

「お久しぶりです、主。お怪我などないようで僕も安心しましたよ」

少年の声はまだ声変わりもしてなく高いが、その顔に浮かべた笑みは子供とは思えない「恐怖」が入り混じっていた。
以前少し笑ったような顔で見る少年が気に入らないのか、少女の口調が少し早まる。

「お主はそのような事だけを申しに来る者ではなかろう。
 此度は何ゆえ此処に参ったのじゃ」

少年は屈託の無い笑みをしながら話した。

「流石主。話がお早いですね。
 ただ次の【遊び】の準備が出来ただけですよ」

少女は大きく反応し、意気揚々とした声になりはじめた。

「それはまことか!それならば早く申せばよかろうに…。
 今回はわらわも参加するからのぅ…楽しみじゃの。
 お主も参加するかの?」

「いえいえ、貴女にボコボコにされるのを考えると恐れ多くて参加できませんよ」

意外とニコニコしながらひどい事も男は言っていた。
少女はそんなのどうでもいいかのようだったから男は助かった。
少女が数回頷くと少年に向かって一放ち。

「それでは早急に開始の準備を致すのじゃ!行け!」

少年は一礼した後、戻っていった。











「今回は特別だからのぅ…あやつも来るであろう。
 待っておるぞ…フィー…そして亜癒美(あゆみ)……。」








1話

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