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'07.2.8開設。唄を愛する水月の日常生活。
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1話
ゲーム参加のメール



「それじゃあ、宿題よろしくね♪」
「ちょっと待て、冴香。明らかに何もやってないだろテメー」
「いいや、美香!英語と数学だけやったぞ!!」
本当に2教科以外は文字道理手を付けていない。
少し埃がかぶっている宿題を美香はペラペラと見る。
溜め息をひとつすると自分の宿題を写し始めた。
「社会と理科と国語…あとは総合学習での校外学習の感想及びまとめか」
「代わりに数学やってあげるよ☆」
「英語もだ」
冴香はにっこりとしながら美香の数学と英語の課題をやりはじめる。
理由は冴香は英語と数学以外ダメで美香は英語と数学ができないから。
今はまだ春休みだがあと1週間たらずで新学期が始まる。
でも出来ないものは出来ないから2人でわけてやることになったのだ。
数十分後、冴香が先に終了しはしゃぎだした。
このままだと五月蝿くて集中できないと感じ取ったのか噂話をいろいろ話した。
その中で冴香がいちばん食いついたのはある【ゲーム】の話だった。
ちなみに話しながらも手は動かしています。
「そういえばうちに従兄弟で隆兄(たかにい)がいるの知ってるよね?
 隆兄が一時期行方不明な時期あったって話したよね?」
美香の身内だが冴香は保育園からのつきあいの為従兄弟なども知っている。
隆兄という人は結構年上で今はたしか大学3年生だ。
よく鬼ごっこやプロレスごっこで冴香は隆をいじめていたからよく覚えている。
冴香は頷いたが美香は宿題をやっていて見えないのに気付きうん、と返事をした。
返事を聞くと話しの続きは始まった。
「1,2年後くらいに自室にいるのに気付いてみんなで戻った事に歓んでいたんだ。
 その時に私だけに教えてくれたんだけど隆兄はRPG系の【ゲーム】に参加してたんだってさ」
「何、全国1を決める大会でもあったの?」
美香は首を横に振った。

「自分が好きな姿になって自分自身が戦うの。つまりゲームの世界にいたんだって」
「はぁっ?」

美香の意味不明な発言に冴香は思わずアホ声を放った。
その際美香が少し吹いたのは気のせいにしておこう。
でも冴香は目を輝かせながら「やってみてぇ~!!」と無意味に叫んだ。
しかしRPGのゲームだから誰でもいいからラスボスを倒さないと死ぬまでその世界なんだと話す。
課題が終わったのかまとめて横に除けた。
美香は真剣な顔で更に言った。
「で、隆兄が言ってたんだけど次のゲームはちょうど今の時期にあるんだってさ。
 ……やってみたくね?」
二人の顔がにやける。
その際の変な笑い声は省略で。
と、他にもいろいろな話をしていると家のお代官様がもう6時だと伝え美香は帰っていった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
冴香はパソコンを起動してオンラインゲームで遊んでいた。
今日の美香の話をいろいろ話していた。
信じる者もいなくてみんなネタだと思い込んでからかって来たのでムカついてゲームをやめた。
「あ、新着メールあるし」
一つづつ見ていく。
変なメールもあれば友達からの暇メールもある中、ひとつのメールに目が釘付けになった。

【件名:最終審査突破。ゲーム参加準備完了。】

見覚えの無いメール。
不思議に思ってメールを開き内容を確認する。

【本文:おめでとうございます。最終審査突破しゲーム参加権を手に入れました。
    当ゲームはオンラインなどのゲームなどではございません。
    下記のアドレスをクリックすると自動的に参加する事になりますので誤って押さしたりしないようご注意ください。
    当ゲームは一度参加すると辞退できませんのでご了承くださいませ。
    ゲームを行うかなどはご自身にお任せいたします。
    チェックアウトは本日PM10時とさせていただきます。
    ご参加するお方は以下のアドレスからお願い致します。
    http://**********************
 
 
    このメールは返信できません。】

「なにこれ…」
新手の詐欺か何かかと思うがこのゲームに強い関心を持った。
現在時刻はPM9:54という事はあと6分。
やってみたいが何かが違うと感じ取った。
 
 
――アブナイ。キケン。
 
 
第6感が告げる。でもやりたい。
無理やり警告を頭から追い出してひとつ深呼吸する。
「……やってみよう」
そしてクリックした。





「冴香~!いい加減寝なさ…」
部屋には誰もおらず「ご参加ありがとうございます」という件名のメールが開かれているだけであった。




proloque      2話

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