'07.2.8開設。唄を愛する水月の日常生活。
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*2話
【主催者】と少年
「うっわぁ…何コレ」
人がたくさんいる。
まるでどこかのパーティ会場か何かだ。
そこでふっと疑問が浮かんだ。
「なんでクリックしただけなのにこんなトコにいるワケ?」
相変わらず気付くのが遅いというか鈍いというか…。
冴香は知らない人の会話を盗み聞きするとこの人たちも…いや、この会場にいる全ての人が同じらしい。
何だろうと期待する人もいれば怯える人もいる。
中にはこの会場の事を忘れて友達を見つけてお喋りしている人もいる。
ここで冴香はある共通点に気付いた。
「ここに居る人…みんな学生さん…?」
みんな小学生みたいに幼くなければ大学生のように大人っぽくもない。
と考えていた時だった。
ドガッ!!
「いったぁぁぁぁあああああ!!?」
何かが背中にタックルしてきた。ええ、タックルのレベルです。
突然のことに素早く対処できずにそのまま倒れこんだ。
「いったぁ~!」
タックルをしてきた子が言った…と、聞き覚えのありすぎる声だった。
「……美香?」
おそるおそる聞きながら振り向くと美香が乗っかっていた。
「ん?」
疑問符を頭上に浮かべながらこちらを見る。
その平然さに頭がきた。
「美香ちゃぁ~ん。なぁ~にをしてくれるのかな?君は」
正直NGな顔をしているよ、冴香。ホラ美香も。
美香は顔を引きつらせて怯えていて、冴香は……あえてノーコメントで。
「ぎにぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああ!!!!?」
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
★ しばらくお待ちください ★
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
美香が包帯でぐるぐる巻きになったがあえてノーコメントです。
2人が周りを見渡していると鐘が鳴った。
ゴーン…ゴーン…
ゴーン…ゴーン…
鳴り終わると少年が現れ、話し始めた。
「皆様、この度はゲームにご参加いただきまことにありがとうございます。
僕の名前は拓と申します。以後、お見を知りを…」
礼儀正しい言葉遣いや口調などからは外見よりも大人っぽく思えた。
少年は間を空けず話を進める。
「今回皆様がご参加いただきましたのは【願いゲーム】というゲームです。
ルールは簡単です。【主催者】を見つけ出し、倒せばゲームは終了です。
ただし、このゲームでは自分が武器を持って戦うのでやられないようご注意ください。
誰か1人でも【主催者】を倒せばゲームは全員クリアですが、ゲームオーバーとなった方はそのまま死ぬ。とお考えください。」
最後の言葉に全ての人がザワめいた。
しかし少年は聞こえないかのように話を進める。
「ご承知と思われますが、このゲームを途中棄権することはできません。
こちらの世界にいる間も現実世界でも時間が経ちます。
そして【主催者】を倒した方は願いを3つまで叶えます。この際に6つにするなどの願いは無効です。
だれかとチームタッグを組んでも1人で行ってもご自由です。
では始めます。わからない事があれば電話からお尋ねください。
皆様が無事生き延びられますよう、願っております…」
少年はそういい残すとパッっと消え、すぐに視界がぼやけ始めた。
次々と人が消えていく中、1人の少女だけは平然と立っていた。
目が合ったと思ったら私も飛ばされてしまった。
私たちの知らない未知の世界に…。
1話 3話
目次
「うっわぁ…何コレ」
人がたくさんいる。
まるでどこかのパーティ会場か何かだ。
そこでふっと疑問が浮かんだ。
「なんでクリックしただけなのにこんなトコにいるワケ?」
相変わらず気付くのが遅いというか鈍いというか…。
冴香は知らない人の会話を盗み聞きするとこの人たちも…いや、この会場にいる全ての人が同じらしい。
何だろうと期待する人もいれば怯える人もいる。
中にはこの会場の事を忘れて友達を見つけてお喋りしている人もいる。
ここで冴香はある共通点に気付いた。
「ここに居る人…みんな学生さん…?」
みんな小学生みたいに幼くなければ大学生のように大人っぽくもない。
と考えていた時だった。
ドガッ!!
「いったぁぁぁぁあああああ!!?」
何かが背中にタックルしてきた。ええ、タックルのレベルです。
突然のことに素早く対処できずにそのまま倒れこんだ。
「いったぁ~!」
タックルをしてきた子が言った…と、聞き覚えのありすぎる声だった。
「……美香?」
おそるおそる聞きながら振り向くと美香が乗っかっていた。
「ん?」
疑問符を頭上に浮かべながらこちらを見る。
その平然さに頭がきた。
「美香ちゃぁ~ん。なぁ~にをしてくれるのかな?君は」
正直NGな顔をしているよ、冴香。ホラ美香も。
美香は顔を引きつらせて怯えていて、冴香は……あえてノーコメントで。
「ぎにぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああ!!!!?」
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
★ しばらくお待ちください ★
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美香が包帯でぐるぐる巻きになったがあえてノーコメントです。
2人が周りを見渡していると鐘が鳴った。
ゴーン…ゴーン…
ゴーン…ゴーン…
鳴り終わると少年が現れ、話し始めた。
「皆様、この度はゲームにご参加いただきまことにありがとうございます。
僕の名前は拓と申します。以後、お見を知りを…」
礼儀正しい言葉遣いや口調などからは外見よりも大人っぽく思えた。
少年は間を空けず話を進める。
「今回皆様がご参加いただきましたのは【願いゲーム】というゲームです。
ルールは簡単です。【主催者】を見つけ出し、倒せばゲームは終了です。
ただし、このゲームでは自分が武器を持って戦うのでやられないようご注意ください。
誰か1人でも【主催者】を倒せばゲームは全員クリアですが、ゲームオーバーとなった方はそのまま死ぬ。とお考えください。」
最後の言葉に全ての人がザワめいた。
しかし少年は聞こえないかのように話を進める。
「ご承知と思われますが、このゲームを途中棄権することはできません。
こちらの世界にいる間も現実世界でも時間が経ちます。
そして【主催者】を倒した方は願いを3つまで叶えます。この際に6つにするなどの願いは無効です。
だれかとチームタッグを組んでも1人で行ってもご自由です。
では始めます。わからない事があれば電話からお尋ねください。
皆様が無事生き延びられますよう、願っております…」
少年はそういい残すとパッっと消え、すぐに視界がぼやけ始めた。
次々と人が消えていく中、1人の少女だけは平然と立っていた。
目が合ったと思ったら私も飛ばされてしまった。
私たちの知らない未知の世界に…。
1話 3話
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