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'07.2.8開設。唄を愛する水月の日常生活。
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4話
スイッチ作動!




ただいま2人は歩いています。
ただ、ぼーっと歩いています。
どこを歩いているかというと町外れの廃墟が連なる場所です。
正直、夏には肝試しに使えます。
「美香ぁ…ここ怖いから戻ろうよぉ…」
「そんなお化けがですわけでもないから大丈夫だってば!」
冴香はなんとホラーが大嫌いなので引いてます。
美香はそんなもの見たこと無いので信じません。
そんなデコボココンビが歩いていると冴香が気付きました。
「右前くらいの方角から激しい音がするよ…」
冴香は5感だけは鋭いです。
美香は暫く耳を澄ましていると気付いた。
「たしかに…行ってみよう」
「行って」と行った瞬間にはもう冴香は走り出していた。
美香は慌てて冴香の後を追っていった。



「ゼィ、ゼィ」
「大丈夫か未穂(みほ)…」
少年と少女が戦っていた。
未穂と呼ばれた少女は相当戦ったのか傷も多く疲労もすごかった。
でも華奢な体は倒れずにかろうじて立っている。
「未穂は、平…気。昴(すばる)は、早…く逃げってってば…っ」
昴と呼ばれた少年は必死な願いを無視して戦おうとしていた。
対して相手はまだ平気なのか余裕をかましているようにも見えた。
少年は手に持った刀で相手に切りかかろうと走り出すが相手はニッとすると火の玉のようなものを飛ばしてきた。
少年はなんとかかわして前を向くと次へ次へとまだ火の玉があった。
「しまっ…!避けきれな……」
少年の体に鈍い衝撃と高温の炎が襲い掛かる。
「うあああぁぁああああぁぁああああぁぁぁぁあ!!!」
辺り一帯まで響き渡っただろう悲鳴に少女は絶句していた。
と、そこに。
「どっせえぇぇぇぇぇぇぇええええええい!!!」
「ほいしゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああ!!!」
来ましたアホ2人組(
2人とも飛び蹴りで相手の脳天を蹴り飛ばして少年のところへ。
すぐさま冴香の消火活動で炎は消えた。
美香は剣を相手に向けて構えている。
「君、意識ある?喋れる?」
冴香が緊張感の無い口調で話すと少年は小さく頷いた。
それを見て少女もほっとしたようだ。
「昴を助けていただきありがとうございます…。
 私は、未穂と…」
そこまで言うと美穂はバランスを崩して倒れた。
「「わっ!?だ、大丈夫!?」」
2人そろって少女に問いかける。
「大丈夫…です。すぐ回復しますから…」
未穂の傷だらけの微笑みに冴香のスイッチが作動した。
「こ~いつむっかつくなぁ…やっちゃうか」
その場にいた全員が冴香の黒い笑みに凍りついたそうな。
しかも先制攻撃で銃発砲。
相手も驚いて対処できず。
「さぁ、いきますかぁ」
「よっし、準備運動はOKです!」
2人はそれぞれの武器を構え走り出した。




3話     5話

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